柳宗理氏が10年の歳月をかけて完成させ、自宅、オフィスの両方で愛用し続けたこだわりの”ヤナギアームチェア”。
当アイテムは、1990年代頃に「柳ショップ」で独自に極少数のみ販売された
“天童木工”製造のスーパーレアアイテムです。
一般に知られる製品史は、1978年の天童木工製のオリジナルは数年で生産終了。
その後、BC工房がフォルムをアレンジした安楽椅子を製品化。2007年から飛騨産業が復刻。
しかし、この椅子は柳氏と親交のあった前ユーザーが
「柳さんから直接薦められて90年代頃に購入した」との事で
仕様や年代は従来製品のどれにも該当せず、その存在や背景が検証不能であった為、
お世話になっているデザイナー/コレクターの”永井敬二”氏に直接お尋ねしたところ、
「当時、柳ショップでは独自に”アームチェア”を販売していた事。」
「柳宗理さんから天童木工に製造を委託したためメーカーラベルや刻印はない事。」
「木材はマコレを使用していた事」
などの情報をいただき、特徴、来歴が一致。
非常に希少な存在の椅子であることが確認できました。
柳氏のこの椅子に対する強い思い入れが形となり、限られた少数の人の元にだけ残された中の一脚。
柳デザインの「幻のアイテム」と呼ぶにふさわしいミュージアムクラスのコレクション。
その品を扱う「縁」に恵まれたことに「喜び」と「誇り」すら感じます。
