岡本太郎「座ることを拒否する椅子」スピンオフストーリー

“岡本太郎”「座ることを拒否する椅子 」1970年代 大阪日三家具製造 FRP家具

岡本太郎 1963年創作のアート作品「座ることを拒否する椅子」を販売用に企画し製造されたFRP製の椅子。

1970年前後、岡本太郎が万博の準備での来阪時のお世話をしていた大阪の大手家具販売店「日三家具(2009年に倒産)」の社主が本人の許可を得て販売用に製造した幾つかの家具プロダクトの中の1点。

本来の作品は信楽焼の陶器製ですが、こちらはFRP成型にウレタン樹脂塗装。内部は中空でサイズ的にも陶器製の作品より僅かに大きいサイズ、現物作品から型取りして製造したともの思われます。



この時製造された一連の家具シリーズは、その奇抜さ故に当時はほとんど売れずに初期製造分のみで即座に生産中止となった為、陶器作品に比べてもはるかに少数なうえ現在残存するものは極わずか。

岡本太郎氏の創作にまつわるスピンオフアイテムの中でも突出して希少な存在、アート市場に流通することも殆ど無いユニークピースです。

岡本太郎「座ることを拒否する椅子」スピンオフストーリー

“岡本太郎”「座ることを拒否する椅子 」1970年代 大阪日三家具製造 FRP家具

商品番号
OT10G01
作家 / デザイナー
岡本太郎
メーカー / ブランド
日三家具(大阪)
サイン / 表記
側面に刻印サイン
デザイン・制作年
1970年代
マテリアル
FRP中空成形
サイズ
Φ450 × H500 (mm)
Sold Out
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