日本民藝の宗教画

渡辺禎雄 型絵染版画 「盲人を癒すキリスト」

版画家・渡辺禎雄(1913-1996)の型絵染版画 「盲人を癒すキリスト」ED:3/70<br/>
のちに人間国宝となる染色工芸の大家、芹沢銈介に師事。型絵染の手解きを受け、柳宗悦が提唱する民藝運動に共鳴。自らが敬虔なクリスチャンであることもあり、聖書の一節を引用した作品を生涯描き続けました。<br/>
東方イコン画の影響下にありながらも、タッチは極めて民藝的で、総じて静謐で朴訥とした作風が特徴。<br/>
当作品では「ヨハネによる福音書」第9章に記述されている盲人を癒すキリストの姿を緑とエンジ、黒の三色のみのコントラストで大きなシワの表情のある和紙に描いています。神聖な聖書の一節を独特のユーモラスな画風で描き、親近感と安らぎを強く感じる名作です。

日本民藝の宗教画

渡辺禎雄 型絵染版画 「盲人を癒すキリスト」

商品番号
NG14G02
タイトル
「盲人を癒すキリスト」
作家 / デザイナー
渡辺禎雄
サイン / 表記
直筆サイン
エディション
3 / 70
デザイン・制作年
1978年
技法
型絵染版画
サイズ
額 W695 × H770 (mm)
作品 W530 × H605 (mm)
Sold Out
額装品