二人のイヌイット女性が紡ぐ絵物語

INUIT Fork Art ” Annie Niviaxie / Mina Napartuk ” Seal Hide Tapestry

カナダの女性イヌイットアーチスト “Annie Niviaxie / アニー・ニビアクシー” と”Mina Napartuk / ミナ・ナパルトゥク”の共作のシールハイドタペストリー。

かつて、イヌイット住居の断熱材として使用された毛皮のタペストリーは20世紀後半にアート工芸品として扱われるようになり、毛皮の衣服を作る生きるための技術は表現手段へと変化します。

石彫作品を手がける”ニビアクシー”と毛皮の衣服や装飾を手がける”ナパルトゥク” は、1970~80年代にかけて協力して制作したアートタペストリー制作、その作品たちは現在最も高く評価されています。

入荷アイテムは、子供を背負う母親を襲うシロクマを男が背後から槍を持って助ける様子を革と毛皮のアップリケワークで表現した極北のイヌイットの生活を物語のように描いたアートタペストリー。ベース生地はフェルトにコットンで裏張りし、上部には吊り棒を通すリング紐も設えてあります。

数々の美術館や博物館にも収蔵され大型作品は海外オークションで常に高額を付ける二人の作品、国内流通は極めて稀なアイテムです。

海外のアートオークションでは、二人のどちらかの名前で出品されるケースがほとんどですが、特定は難しく本作では連名としています。

二人のイヌイット女性が紡ぐ絵物語

INUIT Fork Art ” Annie Niviaxie / Mina Napartuk ” Seal Hide Tapestry

商品番号
TA30G22
作家 / デザイナー
Annie Niviaxie &-or Mina Napartuk
デザイン・制作年
1970年代頃
マテリアル
アザラシ毛皮、革
フェルト、コットン
サイズ
W1350 × H920 (mm)
Sold Out