人間国宝 川北良造 精緻の筒
人間国宝「 川北良造 」 欅造 挽物 茶筒
木工芸家 川北良造作 欅造 茶筒。
木の挽物の産地である石川県山中町に生まれ、人間国宝 氷見晃堂に師事。1994年に重要無形文化財 木工芸の保持者に認定。伝統的な技法をベースに多彩な手法を取り入れた端正な作品を作り続ける名匠。
本作の茶筒は山中特有の切り出し「縦木取り」した欅を挽物技法を用いて成形、一本一本針の先端の様な刃物で筋を彫る「千筋挽き」で加飾された美しいフォルム。そして、漆を塗っては拭き取る工程を幾度も繰り返す「拭漆」によって木目を一層鮮やかに際立たせています。精緻な創りは茶葉を湿気から守る高い密封性を備え、真空容器の様な蓋の感触を生み出しています。
川北氏は現在も精力的に創作を行う中、日本工芸会理事として後世の育成にも励み、また、正倉院宝物の復元にも力を注いでいます。
人間国宝 川北良造 精緻の筒
人間国宝「 川北良造 」 欅造 挽物 茶筒
- 商品番号
- OC08G41
- 作家 / デザイナー
- 川北良造 (1934~)
- サイン / 表記
- 桐箱・共布にサインと落款
- マテリアル
- 欅
- 技法
- 挽物・拭漆
- サイズ
- Φ67 × H130 (mm)
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