60年代 日本ガラスデザインの軌跡
1960年 船越三郎デザイン 保谷硝子 ビネガーボトル
1960年、保谷硝子 (現HOYA) から発売されたビネガーボトル。デザインは、1957年より同社商品デザイン部門を牽引し、後に日本ガラス工芸協会 (JGAA) の会長も務めた船越三郎。
極めてシンプルで普遍的な美しさをもったクリスタルのフォルム。ケヤキ材の蓋に取り付けられた雫のような中空のガラス玉が、本体のくびれ部分に填まり止栓をする意匠を凝らした構造。また、それがシンプルなデザインにアクセントを与えています。
海外デザイン誌「Decorative Art 1970/71年号」にも掲載され、日本の優れたデザインとして欧米に紹介された数少ないアイテム。
1964年にはグッドデザイン賞・その後ロングライフデザイン賞にも認定されますが、2009年にHOYAがクリスタルガラス事業を終了したため、完全に廃盤。今や希少となってしまった世界に認められた日本のガラス製品の名作です。
60年代 日本ガラスデザインの軌跡
1960年 船越三郎デザイン 保谷硝子 ビネガーボトル
- 商品番号
- RD18G06
- 作家 / デザイナー
- 船越三郎
- メーカー / ブランド
- 保谷硝子/HOYA
- デザイン・制作年
- 1960年
- マテリアル
- クリスタルガラス、欅蓋
- サイズ
- Φ60 × H185 (mm)
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