西ドイツ 70'sの「キモカワ」

W. Germany “BAY Keramik” Fat Lava Large Vase

1960年代、旧西ドイツで操業していた陶器ブランド”BAY Keramik / ベイ・ケラミック”のラージベース。作家は同社で多くのデザインを手掛けた前衛陶芸作家” Bodo Mans / ボド・マンズ”。

60〜70年代にかけて旧西ドイツで盛んに生産された”Fat Lava (ファット・ラヴァ)”と呼ばれる技法で、活火山の険しい山肌もしくは流れる溶岩(=Lava)のように陶面に分厚く掛けられた釉薬が特徴。

海外では”Snail(カタツムリ)”と表現される渦巻状の模様の上には、ファット・ラヴァ特有のこってりとした朱色の釉薬がこぼれんばかりに掛けられています。

また、底面にエンボスされているフォームナンバーですが「84」はシリーズ、「45」はサイズを表しており、高さ45センチのラージサイズも特筆すべきポイントのひとつ。

これほど灰汁の強いアヴァンギャルドなデザインは珍しく、イギリスやオランダでは熱烈なファン層を持つベイ・ケラミックのボド・マンズ作品の中にあって、ひときわ個性の際立ったコアアイテムです。

西ドイツ 70'sの「キモカワ」

W. Germany “BAY Keramik” Fat Lava Large Vase

商品番号
NH25G04
作家 / デザイナー
Bodo Mans (ボド・マンズ/1933-2001)
メーカー / ブランド
BAY Keramik (West Germany)
サイン / 表記
底にエンボス
デザイン・制作年
1960年代
マテリアル
セラミック
技法
Fat Lava (ファット・ラヴァ)
サイズ
φ200 × H450 (mm)
Sold Out