丹下健三 デザインの新発見
1950年代 丹下健三デザイン 壽商店 デスクチェア
1950年代後半に建築家・丹下健三がデザインし、壽商店(現コトブキ)が製造販売したデスクチェア。以前から工芸ニュースの記事でその存在は確認していましたが、ついに実物が入荷。
金属製の脚部にファブリック張りの座と背を取り付けた一見スタンダードなスタイルですが、建築構造を思わせるシャープなフレームには極厚のメッキを施し、昇降のメカニズムも驚くほど精巧な造り。クッション部の計算されたカタチなど全体の洗練されたルックスには「世界のタンゲ」らしいモダニズムが表れています。
丹下デザインのこの椅子自体ほとんど認知されおらず、長い経験でも現物はおろか書籍やネットの情報すら目にする事は皆無に等しく、本当に希少な個体と言えます。
今回入荷の個体は、脚部先端のゴムクッションのみ当店で代替え品を取り付けましたが、全体として非常にコンディションが良くウールを織り上げた品のあるファブリックもオリジナル。奇跡と言って良いミントコンディションでありミュージアムクラスのレアアイテムと断言できます。
丹下健三 デザインの新発見
1950年代 丹下健三デザイン 壽商店 デスクチェア
- 商品番号
- PL23G01
- 作家 / デザイナー
- 丹下健三
- メーカー / ブランド
- 壽商店 (現:コトブキ)
- デザイン・制作年
- 1950年代
- マテリアル
- スチール/ファブリックシート
- サイズ
- W460 × D420 × H720-790/SH410-480 (mm)
Sold Out