50年代 マルニ木工「ロープチェア」

50’s マルニ木工 「ロープチェア」 初期モデル

1950年代、マルニ木工「ロープチェア」初期モデル。

同時期には渡辺 力の「ヒモイス」が考案されていますが、このモデルは対外輸出も視野に入れていたと思われ、当時の欧米の家具デザインを強く意識したスカンジナビアスタイルを取り入れています。

ブラックペイントされたブナ材フレームにロープを引き通してシート&バックを構成。ごく限られたマテリアルで組まれていますが、余分なものが削ぎ落とされた分だけデザインに隙がなく「骨格」だけで見事に美しいフォルムを構成しています。

初期モデルは、ノックダウンでボルト固定のジョイントですが、のちに蝶板ジョイントを採用したフォールディングできる後発バージョンも存在。流麗で個性的なデザインは、近年、海外での評価が高まっており、モダンデザインマーケットでは高額の取引価格が定着してきています。

当店にて分解、清掃後再組みあげ、ロープを引き直しまでフルオーバーホール済みです。

50年代 マルニ木工「ロープチェア」

50’s マルニ木工 「ロープチェア」 初期モデル

商品番号
PD10G12
メーカー / ブランド
マルニ木工
デザイン・制作年
1950年代
マテリアル
ビーチフレーム/ロープ
サイズ
W565 × D630 × H735/SH280 (mm)
Sold Out