世界に2脚!カンディハウス 1st Model.

“Hock”(現CONDE HOUSE) “ロカール” アームチェア

現カンディハウスが “Hock”というブランド名で展開していた1969年の創業当時における製品第1号にして、100脚程しか生産されなかった幻の商品といえる「ロカール」アームチェア。
地元、北海道産の最高品質のナラ材を贅沢に用い、シートの素材から縫製、アーム部の金具の形状に至るまで徹底的にこだわり抜いてデザイン•制作し、同社の礎を築いた記念碑的作品です。
ベルト状のアームや全体のシルエットは、創業者で現相談役の長原氏がフィンランドで見たASKO社のアームチェアがデザインのヒントとのことで、おそらくIlmari Lappalainen デザインの”Pullka chair”のイメージを再構築したのではと考えられます。

カンディハウスでは、この椅子のユーザーを社を挙げて捜索するも現在のところ発見には至っておらず、今回の4脚入荷分より2脚を購買。よって社内保管の物と合わせた3脚を除き、現存する入手可能なモノとしては世界中でこの2脚のみ。日本の家具の歴史の1ページを刻んだと言っても過言では無いエポックメイキングな作品でありミュージアムクラスの希少ピースです。

世界に2脚!カンディハウス 1st Model.

“Hock”(現CONDE HOUSE) “ロカール” アームチェア

商品番号
NC29G01
作家 / デザイナー
長原實
メーカー / ブランド
Hock (現CONDE HOUSE)
デザイン・制作年
1968年
マテリアル
フレーム:ナラ材 / シート:デラクール(合成皮革)
サイズ
W710 x D690 x H760 x SH350 (mm)
Sold Out