石鋸刃の第二の人生

前川秀樹作 ストーンカッターテーブル「タリット」

ストーンカッターテーブル「タリット」

独特の脚の形状から「タリット(turret/櫓/やぐら)」と名付けられ、天板には本来の役目を終えたストーンカッター(=石切用の丸鋸刃)が使われています。デザインは、茨城県にアトリエ「バトー・ルビジノ」を構え創作活動する画家・彫刻家の前川秀樹氏。天板の溶接加工は香川県の槙塚鉄工所が、木工はジョージ・ナカシマの一連作品などを手掛ける桜製作所がそれぞれ携わっています。

積年の使用から錆が生まれたストーンカッターディスクの天板と、回すことで天板高を可変できる鉄ハンドルのマッチングこそ無骨ながら、ナラ材で組まれた櫓状のトライアングルレッグが取り入れられることによりハードさは和らいでいます。

一介の家具デザイナーでは思い付かない独創的なアイディアを具現化したもので、インテリアライクなアートテーブルです。

石鋸刃の第二の人生

前川秀樹作 ストーンカッターテーブル「タリット」

商品番号
OC03G01
作家 / デザイナー
前川秀樹
メーカー / ブランド
桜製作所/槙塚鉄工所
デザイン・制作年
2000年代
マテリアル
天板:ストーンカッター
脚:ナラ 、鉄
サイズ
φ565 ×H580〜730 (mm)
Sold Out