明治期のジャポニズム

三代 本間琢斎 蝋型鋳銅作品 斑紫銅「南天」文鎮・筆置き

江戸後期から六代続く佐渡の名工鋳金家 本間琢斎 三代の蝋型鋳銅作品 斑紫銅「南天」の文鎮・筆置き。

新潟県無形文化財に認定されている「蝋型鋳金技術」は、初代 本間琢斎が弘化4年に佐渡奉行より委嘱されて大砲を鋳造したことが始まり。明治維新後は美術工芸として「斑紫銅/はんしどう」と呼ばれる酸化膜を出す独自の着色技術を編み出しました。

本作作者の三代 本間琢斎(雄兎八)は、二代(貞蔵)の養子として明治24年に本間家に入り技術を習得。三代襲名後、二代の作に遜色なく、それ以上と評価され数多くの賞を受賞。

縁起の良い木とされる「南天」を題材とし、弾けるような艶やかな実、葉脈まで繊細に再現された葉など圧巻の造形。斑紫銅特有の赤紫色が表れた深みのある美しさが印象的。

現在の六代まで続く「本間琢斎」の伝統の技術に触れる逸品です。

明治期のジャポニズム

三代 本間琢斎 蝋型鋳銅作品 斑紫銅「南天」文鎮・筆置き

商品番号
OC08G17
作家 / デザイナー
三代 本間琢斎 (1868-1945)
サイン / 表記
琢斎 銘 刻印
デザイン・制作年
1900~1930年頃
マテリアル
技法
蝋型鋳金 / 斑紫銅色
サイズ
W115 × D40 × H30 (mm)
Sold Out