いにしえの聖歌の調べ
16世紀 羊皮紙 “グレゴリオ聖歌 ネウマ譜”
16世紀に教会や修道会で使用されたグレゴリオ聖歌楽譜の1葉の額装フレーム。
9世紀頃から伝承されているグレゴリオ聖歌はローマカトリック教会の公式聖歌としてミサや修道院の聖務日課で歌われ、脈々と受け継がれてきたヨーロッパ音楽の中で再現することが可能な最古の音楽として大切に扱われています。
本アイテムは羊の皮を薄くなめした羊皮紙にイカ墨を使ったカリグラフィでドレミの起源ともなった四角の音符を用いた四線譜の「ネウマ譜」が記譜されています。歌詞は16世紀のスペインやイタリアで多用されたフォント「ロトゥンダ体」の教会ラテン語で記されています。
大きなサイズの楽譜は教会や修道院で使用された為、下角にはページをめくる折り目がついており、左下角に織り目が付いていることから、左ページと読み取れます。
四線譜のものは、巷に多く流通する五線譜の物よりも更に100~200年古く、後から見栄えの為に飾り文字を加筆する様な形跡もない500年近くも昔の息吹がそのまま伝わってくる様な、素直なリアリティーをもった味わい深いアイテムです。
いにしえの聖歌の調べ
16世紀 羊皮紙 “グレゴリオ聖歌 ネウマ譜”
- デザイン・制作年
- 16世紀
- マテリアル
- 本体 : 羊皮紙 額 : 木製(新品)
- 技法
- イカ墨によるカリグラフィ
- サイズ
- 楽譜 : W408 × H582 (mm)
額 : W450 x H623 (mm)
Sold Out
額装込